症例 3. 70歳、男性。数カ月前より小股歩行となり徐々に増悪している。 最近では、忘れっぽく不注意で、自発性が乏しくなってきた。趣味のゴルフや読書 にもほとんど興味を示さなくなった。また時に尿失禁を来すようになった。診察時 には四肢の麻痺や小脳失調はみられなかった。
CT scanで脳室の拡大と前角周辺の白質に低吸収域がみられる。正常圧水頭症と考えられる。脳室腹腔シャント術の適応である。 脳神経外科学習室に戻る
CT scanで脳室の拡大と前角周辺の白質に低吸収域がみられる。正常圧水頭症と考えられる。脳室腹腔シャント術の適応である。
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