症例 1. 57才、男性。ここ数年、高血圧と糖尿病で通院中であった。朝食中に突然の回転性の目まいが出現し、引き続き数回嘔吐した。安静にしていたが症状がよくならず、歩行時にふらつきが強いため救急車で搬入された。入院時には血圧は180/95 mmHgであった。意識は清明であるが、右の上下肢に失調がみられ、右Horner徴候と右顔面の温痛覚障害、左の頚部以下の温痛覚障害がみられた。
MRI T1で延髄外側に梗塞と考えられる高吸収域の病変がみられる。
臨床症状とMRIから延髄外側の梗塞によるWallenberg症候群と考えられる。
その原因、治療は?
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