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症例1 55歳の男性で左手がしびれる。4年ほど前より左第4および5指のしびれが出現した。頚部の 牽引などを受けたが、症状は緩解増悪を繰り返し、1年ほど前よりこのしびれ感が両手に広がり、またボタンをとめるなどの細かい作業が困難となった。最近では握力の低下も自覚するようになり、よくつまずき転倒するようになった。神経学的には右側に強いdeltoid以下の不全四肢麻痺、小手筋群の萎縮および前腕橈側以下の両側性の温痛覚の低下がみらた。上肢では右側の深部腱反射の低下と下肢の深部腱反射の亢進がみられた。

MRI T2 sagittal view

変形性頚椎症

何番目の脊髄髄節が障害されているのか、また治療法にはどのようなものがあるのか?


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